【SOLD OUT!!!】Epiphone 1964 FT-120 Excellente

商品コード: 12471001

¥ 591,800 税込

1928年から続く楽器製造メーカーであり職人集団である"Epiphone"1957年に労働争議や他社による買収、工場の移転などを経てギブソン社に買収され、、、。現在は、ブランドとして存続。ギブソン社に買収された後1970年までギブソンと同じカラマズー工場にて製造され"FT-79 TEXAN"や"FT-30 Caballero"数々の名器が生み出されたのも同工場である。1963年、最上位機種として発表されたのが本機の"FT-120 Excellente"1969年まで僅か139本のみの出荷となります。(当時、J-200よりも高額であったもののコストが非常に高く採算が取れず短命に終わった。っと言われております。)
本機は、シリアルナンバーより1964年製造と推測。ドレットノートタイプのボディシェイプでトップ板にスプルース単板(一節には、合板もあるようですが、、、。本機は単板)サイド&バック材には、ハカランダ材が使用されております。メイプルネックは、強度を保つためウォルナットとマホガニーが張り合わせられており、指板材はエボニー材。
戦い抜かれた傷跡は残り、痛々しく感じる事もございますが、、、。交換部品も含めた状態を順にご説明させていただきます。全体的に塗装クラックが入る大型のヘッド、インレイのラッカー塗装は剥がれ落ちている箇所がございます。調弦に支障をきたすペグは、グローバーインペリアルに交換されております。また、以前取り付けられておりましたペグ穴は残ります。強固なネックはどちらかに反っている訳ではなく、また波打ちやネジレ等もなくほぼ真っ直ぐをキープ。その後のネック反りに対応出来るトラスロッド機構も正常であり十分に対応出来るほどの余裕があります。フレットが打ち替えられている事が好条件であり、各ポジションでのビリつきがなく特にコードストロークやアルペジオの出音バランスが良い。消耗品であるナットは交換されており、高さ調整が施されております。(若干、低い感じもいたしますが全体的な弦高バランスを考慮すれば致し方ない)"FT-120 Excellente"の多くは、弦高調整が可能なアジャスタブルサドルが採用(通常サドルも存在するらしい)されておりますが、本機は通常のサドルとなります。取り外された痕跡??も見受けられますのでブリッジ本体が交換されている可能性が十分にございます。
貫禄すら伺えるボディ木材部、経年による塗装クラックがあり各箇所に木材割れなどがある。現在までの修復が全て完了しておりブレースの剥がれも含む不具合はございません。また、掻きむしるかのように使用されていただあろう、、、。トップ板に木材の損傷(削り、凹み)がございますが、演奏に支障をきたすダメージではございません。トータル的にプレイヤーズコンディションがキープされた個体かと思われます。
オール単板でありながらも鳴らしきるのが非常に困難なギターだと思います。逆に言えば、チカラの入れ具合のリミッターがなく音が潰れない。ピッキングの強弱によって出音のバランスが崩れず音量の調節が取りやすい。その辺りは、J-200に通ずるところがあるのかも知れません。もはや、ハカランダかどうかは関係なく製造社(者)の掌で踊らされるしかない。操るよりも操られるギター。 やはり、掻きむしるしかないのであろうか、、、。

商品ランク B
主な仕様 Top : Solid Spruce
Side&Back : Solid Jacaranda
Neck : 7ply Flamed Maple
Fingerboard : Ebony/20frets
Nut Width : 41mm
Serial Number : 69757
付属品 社外ハードケース、弊社品質保証(購入日より60日間)
発送サイズ ヤマト便(容積換算重量30Kgまで)滋賀県より発送
日にち指定可能、時間指定不可
コンディション
ペグ ・問題なし(基準内)  ・5弦軸曲がり  ・交換されている(GROVER IMPERIAL)
ナット ・問題なし(基準内)  ・交換されている
フレット 残り:9分
・打替えられている
ネック ・ほぼ真っ直ぐ(基準内)
トラスロッド ・問題なし(現状基準内)
指板 ・問題なし
ブリッジ、サドル ・問題なし(調整済み) ・サビクスミあるが機能に問題なし
塗装、傷など

・小キズ、打痕  ・塗装クラック  ・木材割れ補修  ・ピックガードの浮き

総合評価 ・B.使用感がありますが通常使用する用途において問題のない商品
備考 (交換部品など) 弦高:12フレット 1弦/2.4mm 6弦/3.5mm